日本の現状について
健康や美容のためになにかを変えていこう、そう行動に起こす前に、現在の日本の状況を知っておくことも大切です。
以前の記事にも記載しましたが、今の日本は自分たちが思っているほど安心安全の国ではありません。
現在の日本は、がんの発症率、糖尿病患者の数、アレルギーの数、自殺や突然死の比率が先進国の中でワーストの数字となっています。
よくがんも二人に一人がなるって言うもんね・・・
そういうものって認識してたけど、改めて怖い統計だね・・・
実際のでデータを参考にしてみよう!
データのように1980年代から急激にがんのグラフが上がっています。それ以前は緩やかな増加なのに、現在に至るまでここまで数字が増えている背景にはやはりなにか大きな原因があると言えます。
昔なかったのに、今あるもので起きている
結論から言うと、やはり大きな原因の一つに食生活の変化が挙げられます。特に戦後から日本人の食習慣の変化が顕著な要因といえます。
私、朝食は必ずパンを食べてるわ。お昼ご飯もコンビニ食や外食が多いかなぁ。
最近のコンビニ食は美味しいし、何より便利だよね。でもそこに大きな落とし穴があるんですよ!
そう、特に戦後の日本は食生活が欧米化したり、加工食品やレトルト食品が一気に普及して身近な食品になりました。そしてそれらの食材には大量の「食品添加物」が含まれているんです。これこそが病気大国日本を作り出した一因だったのです。
食品添加物とは
食品添加物とは、「保存料や甘味料、着色料や香料など、製品の製造過程または食品の加工・保存の目的で使用されるもの」と厚生労働省に定められています。
※参考 厚生労働省/食品添加物
食品添加物があることによって、様々な食品が長持ちしたり、美味しくなったり、見た目や形を良くしたり、コストを抑えて安価で手元に届くようになったりと様々な利点があります。今日の日本の豊かな食文化を作ってきました。
但し、食品添加物には科学的に合成された物も多く使用されているのです。
食品添加物ってよく耳にするけど、どのくらいあるものなの?
日本の食品添加物にはこれだけの種類があるよ!
- 指定添加物 463品目
- 既存添加物 365品目
- 天然香料 約600品目
- 一般食品添加物 約100品目 ※令和元年6月時点
実に約1500品目以上もの食品添加物が認可されています。
ちなみに諸外国の認可されている食品添加物は・・・
- アメリカ 約133品目(州により変動)
- ドイツ 64品目
- フランス 32品目
- イギリス 21品目
数が違いすぎない?なんで日本はこんなに多いのかしら?
確かに圧倒的な差だね!どうしてだろう?
日本の食文化は安全か?
日本では安全とされ、国に認可されて使用可能なものであっても、海外では使用禁止になっている食品添加物も多いのが現状です。
例えば「赤色2号」という着色料。日本では清涼飲料水やゼリーなどに多用されますが、アメリカやヨーロッパ諸国では発がん性や蕁麻疹などのリスクが高まるとされ、使用禁止や制限がかかっています。
また、マーガリンなどを使用したパンや菓子類に含まれる「トランス脂肪酸」は、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まるとされ、諸外国では使用禁止や制限がかかっています。
怖っ!リスクが認知されてるのに、なんで日本はOKなの?
日本製の食事は安心安全と思いがちだけど、実は闇がありそうだね・・・
なぜ日本がこうなってしまっているかの、闇の深い部分は今後順を追ってご紹介していきますが、まずはこれが日本の食を取り巻く食品添加物の実態です。
いかがだったでしょうか?この事実を踏まえた上で、どんな対策や行動をしていくかが大切です!
次回の記事にて投稿していきます!
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